2010年活動紹介



2010年11月19日 Ortlepp教授来訪

 ドイツのIlmenau University of TechnologyのThomas Ortlepp教授が来られました。研究室の輪講にも参加され、研究の貴重な意見、コメントもいただけました。

 Ortlepp教授はは学部2年の学生実験にも参加。学生への良い刺激、英語の訓練にもなったのでは?(Y)









2010年11月4日 ISS 2010で研究発表

 修士1年の今泉くんが、つくばで行われたInternational Symposium on Superconductivityで研究発表を行いました。(Y)

T. Imaizumi, Y. Yamanashi, N. Yoshikawa, “Investigation of a Dependence of a Gray Zone of a Single Flux Quantum Comparator on the Circuit Parameters”




2010年9月18日 2週間のドイツ出張

 ドイツに2週間出張しました。

 ベルリン郊外のZeuthenで開催されたKryoelektronische Bauelemente 2010において、1件の研究発表を行いました。湖の畔の素晴らしいホテルに参加者全員が3日間泊まり込む、小規模な学会でした。

(口頭発表) Y. Yamanashi, “Development of a Superconductive Physical Random Number Generator,”

 その後、Ilmenauに移動し、イルメナウ工科大学に滞在し、Toepfer教授、Ortlepp教授のグループと共同研究、研究打ち合わせをしてきました。(Y)




学会場のホテルの部屋より




たまねぎケーキ(Onion cake)
どう見ても食べてもピザ。




イルメナウ工科大学のオフィスにて




2010年9月21日 応用物理学会で3件の発表

 長崎大学で開催された応用物理学会学術講演会で、3件の研究発表を行いました。(Y)

山梨裕希, 河邊貴之, 吉川信行, “動的に再構成可能な超伝導単一磁束量子論理回路による可変ビット長シフトレジスタ”

今泉智也, 山梨裕希, 吉川信行, “SFQコンパレータのグレーゾーンの動作周波数依存性”

杉浦達郎, 山梨裕希, 吉川信行, “超伝導物理乱数生成回路の動作速度と生成乱数列の自己相関の分析”




2010年8月16日 ASC in Washingtonで2件の発表

 アメリカはワシントンで開催されたApplied Superconductivity Conference (ASC) 2010において、2件の研究発表を行いました。

 杉浦くんは行きの飛行機の荷物到着の遅延にも負けず、立派な発表でした。さらに帰りもトランジットに失敗するなど、ハプニング満載のワシントン出張だったようです。(Y)

(口頭発表)Y. Yamanashi, I. Okawa, N. Yoshikawa, “Design approach of dynamically reconfigurable single flux quantum logic gates”

(ポスター発表)T. Sugiura, Y. Yamanashi, N. Yoshikawa, “Demonstration of 30 Gbit/s generation of superconductive true random number generator”
















2010年7月20日 ドイツより帰国

 ドイツのイルメナウ工科大学(Ilmenau University of Technology)への長期出張から帰国しました。Department of Electrical Engineering and Information TechnologyのToepfer教授、Ortlepp教授には随分とお世話になりました。

 自作機器をメインとする測定環境は、ノイズ低減の観点からも見習うべき。そしてドイツ人の効率の良さ(残業はまずしない&しっかり休暇を取る&仕事は完ぺきにこなす)に感心。(Y)







Ilmenau市内のアパートの近所




Kickelhahnの山より、Ilmenau市内を望む








2010年6月21日 ソフトボール大会2戦目

 Denjo Softball Classic 2010 グループステージ第2戦目、対松本研は11-1で勝利。なぜか勝った雰囲気にならなかったのは1試合目に30点差をつけて勝利したからであろう。我々は貪欲に勝ちにいく。(S)



2010年4月19日 ドイツ出張延期

 本日より7月17日まで、ドイツのイルメナウ工科大学に訪問研究者として滞在…の予定でしたが、アイスランドの火山噴火にともなうヨーロッパの空港閉鎖のため、出発が30日まで延期されました。(Y)



2010年4月15日 新4年生配属

 電子情報工学科4年の青木一希くん、河邊貴之くん、津賀優斗くんが新たに研究室に加わりました。よろしくお願いします。(Y)



2010年3月25日 卒業・修了式

 今年度の卒業式、修了式が行われました。卒業、修了生の今後のご活躍をお祈りします。

 講義棟での学位授与式の後、電子情報工学棟1階で樽酒が振る舞われました。あいにくの雨で建物の中になりましたが、F先生の樽からの一気飲みなど、大盛り上がり。

 横浜ロイヤルパークホテルで行われた謝恩会では、恒例の石井先生の音頭による「みはるかす」大合唱。CDももらえました。(Y)












2010年3月23日 応用物理学会で発表

 東海大学湘南キャンパスで開催された、2010年応用物理学関係連合講演会で、研究成果の発表を行いました。(Y)

杉浦 達郎,山梨 裕希,吉川 信行, “臨界電流密度及びMcCumberパラメータの異なるSFQコンパレータのグレーゾーンの比較”



2010年2月26日 ASCに2件の投稿

 8月にワシントンで行われる、Applied Superconductivity Conference (ASC)に本研究室の研究成果を2件投稿しました。無事採択されれば、ワシントンまでの16時間のタフな旅が待っています(Y)。



2010年2月23日 卒業論文発表会

 2009年度の卒業論文発表会。4年生3人が、1年間弱の研究成果について発表しました。本番までに行った発表練習は7回以上。発表では練習の成果がうまく出せたと思います。(Y)

霜島生光、「オンチップ磁束フィードバックによるディジタルSQUID磁場検出システムの分解能向上」

梅田麗雅、「磁気結合したSQUIDアレイによる組み合わせ回路の多段接続と論理ゲートの性能向上」

南潔、「高誘電率絶縁膜上に堆積したニオブ超伝導細線の特性評価」







発表会後は研究室でささやかに(?)打ち上げ



2010年1月14日 SSV2010で発表

 横浜国大で行われた、Superconducting SFQ VLSI Workshop (SSV 2010)において、4件の研究発表を行いました。4年生の3人は初めての英語での発表。(Y)

T. Sugiura, Y. Yamanashi, N. Yoshikawa, “Demonstration of 30 GHz generation of truly random numbers using superconductive circuit”

Y. Yamanashi, I. Okawa, N. Yoshikawa, “Design Approach of Dynamically Reconfigurable Single Flux Quantum Logic Circuits”

K. Umeda, Y. Yamanashi, K. Sai, “Superconductive Combinational Logic Circuit Using Magnetically Coupled SQUID Array”

K. Minami, Y. Yamanashi, N. Yoshikawa, “Design of a single-flux quantum majority logic gate”

T. Shimojima, Y. Yamanashi, N. Yoshikawa, “Consideration of a digital SQUID with positive magnetic feedback”



2010年1月4日 あけましておめでとうございます

 新年あけましておめでとうございます。昨年は研究室引っ越し、初の卒業生を出すなど、盛りだくさんでした。今年はもっと充実した研究ができるよう、がんばります。(Y)